設計協力した、今治里山スタジアムに併設された、通所型の複合福祉施設「きとなる」がオープンしました。

rulafaの橋本憲一郎さんに設計・監理で協力した、通所型の複合福祉施設「きとなる」が4月1日にオープンしました。

 

きとなるは、サッカー日本代表元監督の岡田武史さんが代表取締役会長を務めるFC今治の「今治里山スタジアム」の敷地内に併設された、一部にFCが運営するカフェが設置される複合福祉施設です。

社会福祉法人来島会の施設がサッカースタジアムの敷地に併設される、めずらしいありかたとなった詳細は橋本さんの記事で触れられています。

 

橋本憲一郎さんによる「きとなる」についての記事:サッカースタジアムと複合福祉施設をくっつける。

 

里山的であることや福祉施設のあり方について深く考えられた計画とデザインは、施設的な空間の大きさや広がりと、住宅のような居心地の良いスケール感が共存する、体験する面白さのある建築につながったと感じています。民設民営のチャレンジングな枠組みにより予算が非常に限られたため、建築は付加的なものの少ない簡素なものとなり、外構も植栽が成長することで見られるようになってくる計画でした。そのためオープン時はかなり寂しい雰囲気ですが、施設が使われていくうちに要素が追加され、植物が育つことで、意図した里山的な風景が立ちあらわれてくるのを楽しみにしています。


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